断熱・気密性とは住宅を建てる上で重要なポイントとされています。主に床・壁・天井の断熱材に意識することやサッシの種類、ガラス、間取りやコストなど様々な問題をクリアすることで初めてバランスのとれた住宅が完成します。また気密性を高めることとは隙間をできるだけなくすことですが、法律で24時間換気の義務化により室内の空気は清潔に保たれ、かつ気密性を良くすることで小さなお子様からお年寄り、ペットやお家にも快適な暮らしを実現します。
気密性の確保を十分にとれていない住まいは、エアコンをしてもエネルギーロスが多く、たとえ断熱材を良いものにしても、隙間がある施工では外気が入りこむので期待している程の効果は得られません。
最近では機器の技術が発達し、性能はあがっているが断熱気密化を怠るとエネルギーの損失は変わりません。また、湿気を含む空気や水蒸気が壁の内部に入ったりすると断熱化されていない部分で結露を起こしてしまう可能性があります。しかし、内部結露は下に示すように気密施工によって完全に防ぐことができます。

ガラスを綿状にした繊維に、結合材を加えて固めたもの。不燃材料で断熱材、吸音材、などに使われ住宅用の断熱材としては、もっとも多く利用され、断熱材の表面はアルミ箔クラフト紙、プラスチックフィルムなどで包まれる。
天然鉱物などを主原料として人工的に作られたもの。断熱材、吸音材、耐火被覆材料などに使われ耐熱性が高く、はっ水性があるため内部結露がしにくい。
天然の木質繊維のことで、硬い針のような無機繊維に比べ様々な繊維が絡み合い空気胞の存在により一層熱や音を伝えにくくします。また木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保つ。
軟質繊維板のことでファイバーボードの一種。木材チップなどを高温高圧で蒸してほぐした繊維をすき出して乾燥して固めた多孔質板。断熱性・吸音性・耐久性にすぐれ、透湿性があり結露防止にも有効。
ドイツで生まれた代表的な発泡プラスチック系の断熱材であり、ポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤からなる原料ビーズを予備発泡させた後に、金型に充填し加熱することによってつくられる。押し出し法による物より柔らかく緩衝特性が高く粘り強いが、耐圧性、耐熱性、耐候性で劣る。独立気泡体の為、断熱性、耐水性に優れているが押し出し法の物と比較するとやや劣る。耐圧性には劣るが柔軟性は高いので木造充填断熱工法には向いている。
ポリスチレン樹脂に炭化水素や代替フロンなどの発泡剤を加えて押出成形される。ビーズ法よりも断熱性、耐圧性、耐候性に優れ、透湿抵抗が大きい物が得られるが柔軟性に欠けるが、形状維持性能が高い。
ポリウレタン樹脂を主成分とした発泡させたスポンジ状の保温材・断熱材のことで、高い耐熱性を発揮し、対応できる温度範囲が広いことが特徴。準不燃材料の認定を受けている。
樹脂系の断熱材の中では最も柔軟性に富んでいるが柔らかいため、耐圧性が低く。また、融点が低いため耐熱性に欠ける。最近ではポリ塩化ビニルの減少にともない、需要が高まっていて柔軟性が高いことから配管カバーなどに使われる
2枚の板ガラスで空気層を挟み込んだ断熱性の高いガラス。ペアガラス」ともいわれている。熱が伝わりにくく室内の冷暖房に効果があり、外側のガラスが冷やされても空気層の断熱効果によって室内側のガラスは冷えにくくなるので、室内のガラス表面に結露しにくくなる。
熱を伝えにくいプラスチック樹脂や複層ガラス(ペアガラス)などを利用して、断熱の性能を高めたサッシのことです。
扉の厚みを厚くし内部に断熱材を充填させ、扉に開口部を設ける場合は複層ガラスなどを採用し、かつ開口枠には断熱樹脂を用いるなどした断熱・防露対応が施されたドア。
水蒸気を通さないポリエチレンやアルミ圧着フィルムなどで、壁内への水蒸気流入を防いで壁内結露を防止する。十分に配慮された防湿フィルムは防湿部材・気密部材を兼ねることが出来る。
材料を接合して気流を止める気密補助部材の一つ。耐久性の高いブチル系やアスファルト系のテープが主流で、主に防湿シートの重ね代部分や防湿シートの欠損が生じやすい窓、配管廻りに使われる。
追従性が非常に良く、高い機密性を保持します。また作業性にも優れ、基礎断熱に最適。